■製品紹介：リチウムイオン二次電池用 正極材
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NCA正極材とは
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NCA正極材はニッケル系正極材とも呼ばれ、ニッケルの一部をコバルトで置換し、アルミニウムを添加した正極材です。コバルト酸リチウム（LCO）やニッケル-コバルト-マンガンの三元系（NCM）、リン酸鉄リチウム（LFP）と比べて、「高容量、高エネルギー密度」という特長を有しております。
近年、さらに高容量のリチウムイオン二次電池の要求が高まっており、NCA正極材が注目されております。
NCA正極材用途例：ノートブックPCやタブレットPC、スマートフォン、デジタルカメラ、ゲーム機、電動工具、電気自動車、電力貯蔵システム等、多くの用途で利用されております。
一般的な正極材の容量比較
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日化産の正極材開発の歩みは
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当社の二次電池用材料の開発は、約30年前、ニッケル-カドミウム電池用ニッケル化合物から始まりました。その後、より小型・高容量の二次電池への需要が高まり、ニッケル水素電池用ニッケル化合物、さらにはリチウムイオン電池用正極材の開発・供給へと展開しました。
こうして築き上げてきた独自の技術、ノウハウをさらに拡充し、現在もさまざまなリチウムイオン電池用正極材の研究開発を行っています。
これからも正極材のメーカーとして日々、研究開発・技術革新に取り組んで参ります。
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日化産の総合研究所
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 ～高容量、高出力タイプ NCA 正極材～ NC-01 |
 ～高容量、耐ゲル化 NCA 正極材～ NC-02  |
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①高容量・高出力 |
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- 容量向上を実現（当社従来品比）。
より容量の高い電池設計が可能！
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- 他の正極材と比較し、高出力。NCM系と比較して約53%の出力向上を実現。
よりパワフルな電池設計が可能！
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②ゲル化耐性  |
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- 正極材製造技術の改良により、NCA正極材の課題であった電極スラリー作成時のゲル化が抑制された。
電極製造工程において材料の取扱いが容易、負担軽減が可能！
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③厳しい品質管理 |
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- 随所にコンタミ対策
- 工程間検査・トレーサビリティの確保で品質トラブルの最小化
安心・安定した電池製造が可能！
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NCA 正極 電池評価（1Ah 級ラミネートセル）
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ラミネートセル評価で、サイクル後のガス発生による膨れは確認できず。
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